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C-corpを設立しようと思っています。デラウエア州で会社を設立するメリットは何でしょうか。
デラウエア州の会社法は法人にとって非常に融通性があります。例えば、企業買収やリストラクチャリングなどの複雑な取引が機動的に実施できるようになっています。デラウエア州には企業関係の紛争を処理する Court of Chancery (衡平法裁判所)があり、非陪審制、豊富な先例(会社法の領域で210年を越す歴史を有する)、裁判が迅速に行われる上に、会社法、破産法の専門性については広く知られています。企業からすれば、法的安定性の面で自らの法務リスクの低減が図れます。

大きなメリットは、デラウエア州内で事業を行わない限り、州の法人所得税は課税されない点です。ニューヨーク州を含む数州では、会社の所得については(州内の事業であるか問わず)州の所得税が課税されます。全所得のうち、その州に帰属する分を按分します。デラウエア州では、州内で事業を行わない場合は、州の法人所得税が課せられない代わり、州政府にフランチャイズ税として株式会社最低75ドル(無額面株5000ドル株まで発行可能の小規模会社)、年次報告書費用25ドル、その他デラウエア州内に法的代理人(Registered Agent)をおく必要がありその法的代理人にエージェント費用として毎年200〜300ドルほど支払う必要があります。

上記理由から、他州にまたがる事業をする企業はデラウエア州に法人登記をするとメリットが大きい。例としてあげると銀行業、運輸業、商社、IT関連会社等です。ただし、はじめからニューヨーク州やニュージャージー州にオフィスを置き、その州でのみ業務を展開する予定ならば、デラウエア州に法人を設立することは無駄になる場合もあります。それは、デラウエア州に会社を設立しても、ニューヨーク州やニュージャージー州で業務開始(支社設立)登記をしなくてはならないからです。それに、毎年デラウエア州政府にフランチャイズ税、年次報告書費用を支払い、また法的代理人にエージェント費用も支払わなければならないからです。
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