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起業・設立(基本情報)起業・設立税金・会計ビザその他
 
会社維持のために、最低必要な経費・税金はいくらでしょうか。C-corpまたはLLC 、ニューヨーク州またはデラウエア州で設立を考えています。NY州、デラウエア州の違いは最近では余りありません。一旦、C-Corp.を設立すると、次の税金、保険などを支払わなければなりません。
@法人税(連邦と州又は市)、
A給与に関連する雇用者負担社会保障税、
B失業保険、労災保険、傷害保険 などです。
法人税は課税所得が出た場合にのみ掛かります。連邦法人税率は累進課税で課税所得の額により15〜39%。損失の場合は掛かりません。州法人税の税率は州によって違いますが、約7〜9%と考えてください。

州には最低税金というのがあり、損失を出しても100ドルから800ドル位の税金を払わされます。雇用者負担の社会保障税は、給与額10万2千ドルまで7.65%、従業員採用に伴って強制的に払わなければならない保険料は過去の経験率をベースに計算されます。

ラフな計算ですが、会社が最初の3年位損失を出しても、従業員を雇えば毎年雇用者負担の社会保障税と保険料、州の最低税金で約1万ドル位の費用が必要になります。
税金は、連邦税、州税と複雑で、例えば、損失は20年繰り越すことが出来るのですが、加速度償却などを採用していると代替ミニマム税が掛かるなど、分かりにくいので専門家の助けが必要です。
(回答:山口猛会計士)
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